絵本3選 ~エリック・カール~

節穴レビュー

子育てをしたことがある方はもちろん、子ども時代に誰もが1度はエリック・カールの絵本を読んだことがあるのではないだろうか。今日はエリック・カールの超有名な下記の絵本3冊をご紹介したい。

曜日を覚える『はらぺこあおむし』

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エリック・カールといえば?

エリック・カールといえば、やはり『はらぺこあおむし』である。赤い頭に緑の体。少し毒々しい色のあおむしが生まれてから蝶になるまでを描いた絵本であり、日本のみならず全世界で有名な絵本である。様々なグッズも販売されており、Youtubeには歌がたくさんある。

曜日の概念を習得

この本は、身近な果物や食べ物で子供を絵本にのめりこませるだけでなく、青虫の成長過程を教えてくれ、更には曜日の概念を習得させてくれるのだ。これで曜日を覚えてしまったという方は多いのではないだろうか。我が家の息子も然りである。カレンダーを見せて教えるだけでは覚えられない曜日を、あっという間に覚えさせてくれるこの絵本はオススメだ。

色彩感覚を身に着ける『くまさん くまさん なに みてるの?』(文:ビル=マーチン)

▼くまさん くまさん なに みてるの?

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この絵本は知っていますか?

この絵本を知っている方はどれくらいいるだろうか。表紙には茶色いクマが大きく描かれているが、中も見開きに大きく1匹動物が描かれている。単純な1色ではない、けれど茶色、黄色、青色…と色が、動物の形と共に目に飛び込んでくるインパクトのある絵本だ。

色の概念習得

我が家の息子は、2歳のころ「オレンジ」を「赤」と言っていたが、子育て経験のある方なら同じような経験をした方もいるのではないだろうか。虹の色が国によって異なることからもわかるように、どこまでを青、どこからを緑とするかの明確な線引きはない。大人が当たり前のように使う色の概念を子供は、絵本、お絵かき、親との会話などを通して習得していくのだ。色と色の名前がまだ一致していないお子様には、概念の習得手段の一つとして、この絵本をオススメする。

運動感覚の発達を促す『できるかな? あたまからつまさきまで』

▼できるかな? あたまからつまさきまで

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動的な活動ができる絵本?

絵本というと、言葉を学ぶために読む、静的な活動だと捉えている人が多いのではないだろうか。しかし、この絵本は運動感覚を鍛える絵本なのだ。動物が首を回す、両手を床について足を蹴り上げるなどの動作をし「きみは、できる?」と言うのだ。

体を動かすことが好きな子にも、絵本が好きな子にも

我が子は保育園の1歳児クラスからこの絵本を使って室内遊びをしていた。もちろん最初はできない動きも多い。しかし、繰り返し絵本を見ながら楽しく体を動かすうちにできるようになっていくのだ。絵本を見ているのに、1歳児が元気に体を動かす姿には驚いたが、体を動かすのが好きな子供にも、絵本が好きな子供にも、もってこいのとても良い方法だと感じた。

しかも、日本ではなじみのない「バッファロー」などの動物も覚えてしまう。コロナ禍で運動不足になりがちな乳幼児のいる家庭に1冊は欲しい素敵な絵本である。

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