節穴の考察
横浜の「動くガンダム」会場(工場?)のお土産物コーナーを飾るべきこの商品が、近所のスーパーに雑に陳列されていました。ある意味目立っていましたが購入する人は少ないのでは?な商品です。このままでは埋もれに埋もれてしまうかもしれないこの商品を、この節穴な目で考察してみたいと思います。
▼GUNDAM FACTORY YOKOHAMA
何を考察?
とは言ったものの、ちょっと何を考察していいのかわからないので…そこを考えながらこの商品を調べていきます。
これは有名なお菓子なの?
調べました。横浜の銘菓「ありあけ横濱ハーバー・ダブルマロン 」は有名なお菓子みたいですね。察するに動くガンダムならではのお土産を企画する段階で「少なくとも1つは菓子折り系を入れたいよね~」から始まったのかな。そしてこの地域の有名なお菓子を選出した感じかなぁ?と。
▼横濱ハーバーワールド
あ、このイラスト!
この商品の通常版?のパッケージイラストは見覚えがありますね。どの時代でもレトロに感じる、でも古臭い感じは全くない、独創的で味のあるイラストです。イラストレーターは柳原良平さんです。
▼柳原良平の仕事 (玄光社mook) (日本語) ムック
コラボ展開
ガンダムとの共通点は全くないっぽい、青・白・赤の感じが共通色とも言えますが。商品紹介を見てみると、やはり横浜つながりの「ベイスターズコラボ商品」があるようです。この紙製の手提げパッケージにするのが定番のコラボ展開なのでしょうか。
▼横濱ハーバーワールド 商品展開
なぜ近所のスーパーに?
動くガンダムが製作されているのは横浜ですが、縁もゆかりもない場所の普通のスーパーでワゴン販売されていました。特に安売りされてるわけでもなかったので買うのを躊躇しましたが…記録に残そうかな?と購入しました。あ、柳原良平さんの名前を確認できたことにはとてもバリューを感じました。
▼スペシャルコラボレーション商品
パッケージ仕様
外観の確認
横濱ハーバーの通常商品の紙製の手提げパッケージにガンダム要素を落とし込んでいきます。以下のようなやり取りが有ったとか無かったとか。
・全身を入れてみようかな?
・全身だと頭部が小さくなるかな?
・バストアップにしてみようかな?
・片方が全身で、もう片方がバストアップはどうかな?
・やっぱり両面ともバストアップがいいかな?
・パッケージ前面がガンダムの前面、後面がガンダムの後面が自然だよね。
下記はオリジン版のガンダムのプラモデルです。毎回ガンダムの形状は異なっていますね、比較してみてください。毎回ゴジラの形状が異なるのと同じような感じですかね。
▼ HG 機動戦士ガンダム THE ORIGIN RX-78-02 1/144スケール
その他の箇所
「側面にはロゴを入れないとね。あ、手提げの取っ手部分にガンダムっぽい色をかっこよく配色してみよう。」って感じでしょうか。取っ手付近はもうちょいシンプルにして色がガンダム部分に集中した方が良かったような…試したらさみしかったのかな。
パッケージの裏側
ガンダムが線画で描かれています。組んでみるとこんな感じです。
ダイカットはこんな感じ
中のお菓子
5個入り
袋の柄は4種類です。5個入りで4種類の柄、繰り返します、5個入りに対して4種です。どれかがダブる仕様です。
ガンダム取説風のペラ紙
「こいつ動くぞー」のアレです。表紙が「V」ではなく「Y」です。「やっぱ横濱、YOKOHAMAのYにすんじゃね?」と?マジすか。
まとめ
よく見てみると、限られた条件の中で、ガンダムの演出を最大限出すように努力されてますね。多少ベタな部分もありますが、一般の方の購入も考慮するとこうなるのかな。買って、考察してみて、良かったと思いつつ美味しくいただきました。
下記のターンテーブルTVも見ていただけたら幸いです。
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