【カプセルトイのオモチャのバスストップボタン】と【本物のバスの降車ボタン】を比較してみた。

節穴レビュー

何を比較する?

押したい心

~バス降車ボタンを好きなだけ押すこと~このオモチャは、叶いそうで叶わない子供の欲求のひとつを満たす素晴らしい商品だと思います。子供の「押したい心」を十分満たすためにも、どれだけ本物を再現しているのか?とても気になります。そこでオモチャと本物のバス降車ボタンを比較してみましょう。

オモチャ代表

オモチャにもいろいろ、かつ過去のカプセルトイにも数種あったようですが、今回は近所で入手したコレです。

▼バスストップボタン [全5種セット(フルコンプ)] ガチャガチャ カプセルトイ

本物代表

近所を走っているバス、その降車ボタンです。こちらもいろいろな種類があるのでしょうが、それはそれと言う事で。

▼坂東バス

千葉県の柏・我孫子地区を中心に運行中の阪東バス・阪東自動車
千葉県柏・我孫子地区を中心に運行中の阪東バス・阪東自動車ホームページ。路線バスの時刻表検索や路線図、バスのりば等をご確認いただけます。

再現度の確認項目

オモチャのバスストップボタンは、本物のバス降車ボタンをどれほど再現しているのか?チェックポイントは?

・形状
・サイズ
・光り方
・音
・押し心地
・色

可能な範囲で比較して考察してみたいと思います。

注意

素人のため記事にある内容や計測等には間違いや誤差がある場合がございます。予めご了承ください。

形状比較

オモチャのバス降車ボタン

本物のバス降車ボタン

考察

・全体の丸み
オモチャも本物も、なるべく痛くないように丸みのある形状になっています。オモチャは子供が激しく遊んでも安心、本物はバスが揺れてももしぶつけても安心です。

・スイッチ面
オモチャのスイッチ面はシンプルな形状ですが、本物のバス降車ボタンのスイッチ面には、指を置いた時に上下左右にズレないようにように一段凹ませているようです。指がスイッチに引っかかる感じとなり、バスが揺れた時でも押しやすくなります。

・上下のネジ位置
構造上、オモチャにとっても必然性のある再現ポイントとなりました。

スイッチ面のスピーカー穴

本物のバス降車ボタン内部から音が出る必要はないので、ここはオモチャ独自の処理となっています。

スピーカー穴の必要性

オモチャのバス降車ボタンにとって音は重要なポイントですが、小さく高性能なスピーカーは高額、オモチャに使用するのは困難です。目立ってしまいますが面と向かって穴をあける必要があります。

スピーカー穴の位置

ど真ん中に穴があいているので、

・指で押した時=穴がふさがる=こもった音
・指を離した後=穴が開放=本来の音

となります。ここは指が触れそうな中央部分は避けて穴をあけるべきだったのかな?と思いました。

サイズ比較

オモチャのバス降車ボタン

縦61mm x 横37.5mm x 奥行25mm

本物のバス降車ボタン

縦70mm x 横40mm x 奥行27mm

考察

カプセルトイなのでカプセル内に滞りなく収納される必要があります。よって本物のバス降車ボタンより、ひとまわり小さいサイズになったのかも知れません。

カプセルのサイズは70mm x 65mm

光り方の比較

オモチャのバス降車ボタン

本物のバス降車ボタン

考察

本物のバス降車ボタンは「とまります」の文字全体を満遍なく光らせています。オモチャのバス降車ボタンは一点が強く光っています。また下の写真がわかりやすいですが、本体が薄い肉厚で成形されているようなので、バス降車ボタン全体が透けて光っています。これはこれでいい感じなのかな。

音の比較

オモチャのバス降車ボタン

本物のバス降車ボタン

考察

スピーカー穴のところでも書きましたがオモチャに搭載されるスピーカーは激安、再現できる音の幅?(表現があってるか不明…)が限られてます。が、同じ音を使用しているというな気がします。goodですね。

押し心地の比較

オモチャのボタンはぐらぐら

オモチャのバス降車ボタンは作りがチープなので、ちょっと力を入れて押したら壊れそうです。200円カプセルトイにかけられるコストではこんなもんだとは思います。

本物は頑丈

厚めのABSで成形、裏側にもポイントで屈強なリブが立っていると思われます。ボタンの反発からは、何度押しても通常使用の範疇であれば壊れることは無い!という自信がみなぎっております。

色の比較

バスの中でパントーンを当てることができなかったので、今回はオモチャのバス降車ボタンのみ色のチェックをしてみます。

検証結果

比較するといろいろな違いがありましたが、子供は全く気にせず「これはバス降車ボタン!だよね?」と認識して喜んでガンガン遊んでいます。素晴らしい!でも、これほど夢中になっちゃうものなので尚更強度のところが気になります。壊れないといいなぁ。

おまけ

黄色しか欲しくない!

カプセルトイの性質上、商品として数色用意するのはわかります。しかし今回の場合は黄色以外はハズレです。子供も本物のバス降車ボタンと同じ配色なので、同じものだと認識している気がします。

あれ?200円なの?

Amazonで確認したところ価格は200円設定のカプセルトイのようです。にもかかわらず、茨城県取手市の取手駅すぐそばのショッピングモールでは300円でした。他の場所で売り切れの同商品を見た記憶がありますが、そちらも300円だったと思います。

バス乗車時の子供の合言葉6つ

降車ボタンを見つめながら…

「これ押していい?」
「これいつ押すの?」
「つぎ押していい?」
「ボク押したい!」
「どうして押しちゃダメなの?」(終点前)
「押したかったよ~」と泣く(誰かに押された時)

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