期間限定コラボ商品ミスドxポケモンドーナツのピカチュウとラッキーに使用されている紙の台座は共通形状のダイカット、裏表で”ピカチュウ用”と”ラッキー用”を表現しています。今回はこの超地味で超面倒な仕事を、この節穴な目で考察したいと思います。
台座部分を見てみる
ピカチュウとラッキーそれぞれの紙の台座部分を確認してみましょう。
ピカチュウ
表側の周囲ぐるりと、黄色がメインのピカチュウカラーです。裏側というか底面はピンクのラッキーカラーです。
ラッキー
表側の周囲ぐるりと、ピンクがメインのラッキーカラーです。裏側というか底面は黄色のピカチュウカラーです。
この台座、作るの面倒だな~
この部分は商品のメイン部分であるドーナツの台座、モノとしては脇役なのですが、これを作ってくださいと言われたら「んー面倒だな~」と感じてしまうのが正直な感想です。
いろいろ考えて作りました
現場の混乱を避ける
ピカチュウとラッキーのドーナツは手作り部分が多く(と思う)現場は大混乱なのではないでしょうか。そこにきてこの紙の台座部分も「こっちがピカチュウで~こっちがラッキーで~」とかやってらんないです。表裏で双方の表現ができたら、現場のトラブル回避にもつながるのではないでしょうか?
・あ、ピカチュウの分が足りない!いえいえ、ラッキーを反対にすれば大丈夫!
・あ、間違えてラッキーをひとつ多く組んじゃった!大丈夫、ピカチュウを反対にしてください。
・予備はピカチュウとラッキーの1つずつ必要だよね?いえ、1個あれば双方の予備になります。
とかとか。
台座のダイカット形状が決まるまでのプロセス
1.ピカチュウとラッキーのドーナツの形状決定
2.2つのドーナツの店頭で陳列した際のベストな見せ方を考える
3.ベストな見せ方のために必要な台座の仕様=形状~角度、材質、サイズ~を考える
4.いくつかの仕様を選出し、現実性のあるものを試作してみる
5.試作に実際のドーナツを乗せてみる
6.4と5を繰り返す
7.プレゼン ※却下の場合には4に戻る
8.最終版下製作作業に入る
もちろん勝手に想像したものですが、書いただけで疲れてきました。
裏表にしたらベストじゃね?
上記の3、4、5、6、めったに無いけど7の、いずれかの段階で誰かが「裏表にしたらいろいろベストじゃね?」と言ったのでしょうか。前出の表裏にすることのメリットも声高々に確認されたのですかね。
秀逸なる白のライン
ダイカット線上の白ラインは、台座のメインカラーとドーナツの間に、白い境界線を引く役割を果たしていますよね。
ドーナツと台座の色が近い部分では境界線になっています。ここは素晴らしい処理だと思います。台座にドーナツを乗せ、じゅうぶんに確認した証拠ですかね。
おまけ
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